Axebeak

 古えの暗黒戦争時代、極めて合理的な戦闘生物としてアデプトらによって創り出された、素早さと攻撃力を兼ね備えた二足歩行型の生体金属兵器。
 当時この生物が何と呼ばれていたかは定かではないが、その記録の発見者であるカール=アクスビーク氏の名をとって呼称されている。記録によれば「嫉妬」「怒り」「支配欲」「独占欲」「征服欲」といった人間の感情の醜いネガティブな部分から創造されているため、常に攻撃本能と殺人衝動に満ち満ちている。頭部と二本の足という奇妙だが絶妙なバランスがもたらした高い機動性と、鋼の鎧を噛み砕くのにすら十分過ぎる硬度を有した四本の鋭い牙、並の戦士では到底、太刀打ちできる代物ではない。そして最大の脅威である、赤くギラついた単眼から発せられる魔力は、精神を蝕む猛毒となって獲物を襲う。眼を見なければよいのだが、アクスビークを相手に目を逸らすということは、「どうぞ殺してください」と言っているようなものである。やはり対峙しないような事前策が最大の対処法だろう。

 

—解説————

 アクスビークは、直訳すれば「斧のくちばし」の意味になる。ファンタジー世界では一般的に所謂ファイナルファンタジーのチョコボのようなというか、ダチョウのようなモンスターのことを言い、最初の出典はAD&Dだと思われる。つまり、アクスビークも御多分に漏れず AD&D を元ネタにしたモンスターだと容易に察しは付く訳だが、いかんせん謎なのはその姿である。もはやダチョウどころの騒ぎではない。本文にも書いた通り、地球上には存在しえない頭に足の生えた奇妙な生物である。いったい何に着想を得たのか、そう考えると興味深いのだが、ゲーム中、登場するLEVEL7は割と戦闘をスルーしてしまうところなので、いかんせん印象が薄いのは僕だけだろうか。ちなみに、リバザナ2にも Mega Axe Beak の名で登場するが、こちらはメカメカしさに磨きがかかっており、足などは機械そのものになっている。

LINEで送る
Pocket

Top